こんにちは、ねこてんし (@nekomoyoutenten)です。
最近「旅猫リポート」という主人公が猫の飼い主探しを通じて過去の出来事を回想しながら猫との絆の深さをハートフルに描いた映画を見て嗚咽しながら号泣したねこてんです。(涙もろすぎ)
おすすめですので気になった方は一度ご覧ください。(結局猫なんですがw)
皆さんが最近泣いたのはいつですか?
そういえば最近泣いてないな〜という方もいれば、感動系ですぐ泣いてしまうわ〜という方もいらっしゃると思います。
(ねこてんは感動系にめっぽう弱く、家族と一緒に映画を見にいくといつも嫌がられますw)
よく言われるのは「泣くことはストレス解消になる」よく聞いたことがあると思いますが、実は・・・
「泣いてもストレス解消になっていない、むしろストレスが溜まってしまう」こともあるんです。
今回の記事をご覧になって皆さんのストレス原因やストレス解消に繋がれば幸いです。
新事実だにゃ!🐾
結論
皆さんは「泣く」と言う言葉を聞いた時にどんなイメージを頭に思い浮かべますか?
ねこてんはほろっと涙をこぼす姿が思い浮かびます。
(自分がよくしているからです。。。嘘です号泣ですw)
でも人によってはわんわんと子供のように号泣する姿を思い浮かべる人もいるでしょう。
結論を先に言うと、その泣き方が重要なんです。
今回はそんな正しい泣き方で皆様の心を軽くすることを目指したいと思います。
世の中では涙活なんて呼ばれてることもあるにゃ🐾
涙のメカニズム
まずは人間が涙を流すメカニズムを紹介します。
実は人間が感情によって涙を流すメカニズムというのは完全に解明できたわけではありません。
・・・と難しい話になりそうなので究極に簡単に説明すると(簡単にしかできないのですw)人間が涙するのは
- 乾燥を防ぐため
- 異物を流したり、目を守るため
- 感情がたかぶった時
この3つの時です。
もちろん乾燥を防ぐための涙と目を守るための涙でストレスは解消されないことはわかると思います。
ただ「感情が高ぶって泣いた時ってストレス解消になるじゃん!」と思いますよね。
確かに泣いたあとはスッキリ爽快な気分になるのはよくわかります。
が実はそれは一時的に感情を抑制するだけのために流された涙であって、ストレス解消の涙ではなーいのです。
「なんだってー!」と声が聞こえてきます(幻聴です)
人間は感情がたかぶるとストレスが増加します。
このままの感情ではストレスが増加し続けてしまうのでSTOPさせるために涙を流して感情を抑えるんですね。
なのでその状態のままではストレスは溜まったままなんです。
ただ涙を流しただけではストレスが解消されないということですね。
ではどうやったらストレスを解消させる涙になるのかを次のパートで説明します。
ちなみに猫は感情で涙を流すことはないにゃ🐾
ストレス解消になる正しい泣き方
さて先ほど私は泣くという言葉を聞いた時どんなイメージを頭に思い浮かべますか?と質問をしました。
その答えは大きく2つで涙をほろっと流す、わんわんと子供みたいに号泣するでしたね。
で、多分多くの人がほろっと涙を流すことが大半ではないでしょうか。
実はその涙を流す場面と感情が重要になります。
以下のパターンを想像しながら見て下さい。
1つ目のパターン
「感動するテレビや映画、本を見た時」
この時に流す涙は感情的にいうと感動や共感でしょう。
この感動や共感による涙は心を開放して流す涙ですのでストレスを洗い流してくれるストレス解消になる良い涙です。
2つ目のパターン
「怒られた時、ケンカした時の涙」
上司に怒られた、家族や友人、恋人とケンカした。そんな時に流す涙はきっと感情的には悲しいとか悔しいとか怒りという感情によるものでしょう。
この涙は要注意です。
これは先ほど記載した感情をSTOPさせるための涙ですのでストレス解消には全くなりません。
「なんで??」と思っていらっしゃる方がまだ多いと思いますので少し補足します。
海に例えるとわかりや以下と思いますので図で説明するとこのようなイメージです。
この船と同じなんです。
1つ目のパターンの時は感情は感動や共感。
感情を波に例えると澄み切った海面です。
そしてそんな海面なので船はスイスイ進みます。
船の推進力は涙です。
スイスイ進む=ストレスもどんどん解消されます。
2つ目のパターンの時の感情は悲しみ、怒りなど荒れ狂っています。
海面は荒れ狂い大波です。
そしてそんな大波では船は進めません。
なのでいくら涙を流して船を進めようとしても全く進まない=ストレス解消になっていないということになります。
このように場面と感情によって涙を流す役割が違うのでストレス解消にまで至っていないことがあるんですね。
新しい発見になりましたでしょうか。
では2つ目のパターンの時はストレス解消はできないのか。
実はできるんです。
それをお話しします。
ただ泣くだけではダメだったのにゃ〜🐾
負の感情に陥った時は
怒り悲しみなど負の感情は少し厄介です。
なぜかというと一時感情がおさまっても、ふとした時にその出来事思い出し、またその時の感情まで思い出してしまうからです。
「あの時〜って言いやがって。」とか「上司の顔を見るとあの時に怒られたことを思い出して辛い」とかよくありますよね。
ストレスの元になる出来事をストレッサーと言います。
このストレスの元を断ち切らないと人間はストレスが解消できないんですね。
一時的に和らげることができてもそのストレッサーに触れるとストレスがぶり返してしまう。
なのでストレッサーをいかに処理するかが大切なんです。
となると、なんとなく答えが見えてきましたね。
先ほどの船の絵で船がスイスイ進むためにはどうしたら良いでしょうか。
答えは簡単です。
ちょっとしたことですぐに荒れてしまう海面を荒れないようにすればいいのです。
要するにその負の感情の元になっている出来事を整理すれば良いのです。
で、必要になるのが最初の記事でも書きました「思いやり」です。
思いやりの記事は関連記事をご覧いただきたいと思います。
負の感情に支配されている時は相手のことなど一切考えられないと思います。
しかしその時に抱いている感情は違えど相手も荒れ狂う海面で船を進められずにいます。
そしてストレスも同じように溜まっています。
お互いに冷静になった時に何か行動しようとしますが、負の感情の名残りが邪魔をしてまた海面を荒らしてしまってストレスが溜まり始めるため、行動をするのを阻みます。
ただ、そこで一度「自分も相手も同じだ。」と冷静になってみてください。
するとその時の出来事を解消しようと行動できるはずです。
基本その負の感情は謝ることで解消できます。
謝るタイミングは皆さんの感情が一旦落ち着いたそのタイミングです。
なぜなら誤差はあれど相手も同じように冷静さを取り戻しているからです。
そこでしっかり謝って出来事を精算して良い涙を流すことで初めてストレス解消ができます。
大喧嘩をしたあと、お互いに本心を話し合って涙を流しあったり、上司に怒られたあと自分の非を認め謝罪をしたら上司からも謝罪や労いの言葉が返ってきて涙したり。
良い涙ですよね。
このように負の感情の涙はしっかりとその出来事を精算しなければいつまでもストレスを育ててしまいますので注意してください。
忘れないで欲しいのは「自分も相手も同じ人間」だということです。
必ず分かり合える存在なんです、人間同士は。
猫もケンカするけど、そのうちすぐ仲良くなるにゃ🐾
まとめ
では今回の記事をまとめます。
- 人間が涙を流すのは3種類。そのうち感情による涙は涙の流し方が重要
- 感動や共感の涙はストレス解消になるが負の感情による涙はストレス解消にならない
- 負の感情を無くさないとストレス解消の涙は流せない
以上になります。
いかがでしたでしょうか。
人生で涙することは多くないかもしれません。
涙は大きな出来事でないと流れないからです。
そんな多くない涙はぜひ良いものにしたいですよね。
また余談ですが「歳をとると涙もろくなる」と言いますが、それは共感することが増えるからです。
人生経験が豊富になると色々な辛いことが増えていくのは仕方のないことですが、その経験した数だけ相手の立場に立ち共感できることも増えます。
ということはストレス解消になる良い涙も増えるということです。
すると人間は色々なことを許せるようになります。
丸くなったと言われるのもこの共感力が高まるからなんですね。
皆さんもこの記事を読んで良い涙をたくさん経験してください。
そしてまた明日から頑張ろうと心をリフレッシュさせてあげてください。
皆さんが涙した翌日には晴れ渡るような笑顔になっていることを祈っています。
それでは。
またにゃ〜🐾
コメント