言葉って難しいにゃ〜🐾
ん?いつになく真剣にどうしたにゃ??
この前感情に任せて相手を怒ってしまったんだにゃ〜
言葉は心の薬だから使い方には気をつけないといけないにゃ🐾
使い方について一度考えてみるんだにゃ🐾
こんにちは、ねこてんし (@nekomoyoutenten)です。
以前ニュースの話を後ろの席の後輩がしているのを途中から聞いて、「お食事券」というキーワードが出てきたので、美味しい店でも探しているのかな?
紹介してあげようかなと思っていたのですが、
議員さんの名前やら、大臣の名前が出てきて「あれ?なんかおかしいな」と思ってよくよく考えてみたら「汚職事件」の話でしたw
いやー美味しいお店の話を切り出さなくて良かったと胸を撫で下ろしたねこてんしですww
聞き間違いのような可愛いものなら全然OKですが、言葉ってすごいパワーがありますので、使い方を間違うととんでもないことになります。
本日は「言葉の使い方」についてご紹介します。
結論
タイトルの通りですが結論言葉は心の薬です。
例えば家に帰ってきたときの「お疲れ様」や朝会社へ行くときの「行ってらっしゃい、気をつけてね」は聞いた時に元気になりますよね。
これは心にとって良い薬、いわゆる「良薬」です。
しかし、ケンカをしたときの「ばかやろー」とか、怒られたときの「何やってんだよ」という言葉は心にとっての悪い薬、いわゆる「劇薬」です。
同じ言葉でも全く反対の効果に変わってしまうということですね。
皆さんは普段良薬を使っていますか?
劇薬になっていませんか?
この記事で言葉がどのように心の薬になっているのか、振り返ってみましょう。
良薬となる場合
相手にとって良い効果のある言葉ってどんなものなのかにゃ?
意識して良い言葉を使っている人は少ないにゃ🐾
良い効果のある言葉を改めて見てみるにゃ🐾
良薬の定義
冒頭でも紹介しましたが、良薬となる言葉の定義はかける、もしくはかけてもらって「元気になる」言葉です。
かけてもらってほっとしたり、癒されたり、頑張ろうと思えたり、色々な状況がありますが全て相手の心にプラスに働く言葉のことです。
良薬の対象
この良薬ですが使い方は対人だけではありません。
自分にかけることで奮い立たせる言葉も良薬になります。
皆さんもご経験があると思いますが、忙しい時や苦しい時など「よし頑張ろう」と口に出すことはありませんか?
もし心の中でそう思っていて言葉には出していない人は、囁くような声でも良いので声に出してください。
不思議なもので言葉は耳を通してこそ力を発揮します。
一種の自己暗示のようなものだとも言われます。
なのでもし使っていない方がいるのであれば相手ばかりではなく、ぜひ自分にも積極的に声がけをしてください。
きっといつもより心が軽くなりますよ。
用法は必ず守る
私の経験ですが、使えば良いのについつい使うことを忘れてしまうことがあります。
これも薬とよく似ている部分なのですが、忙しい時ほど、追い込まれている時ほど声を出すのを忘れてしまいます。
これは言葉に出すこともそうですが視野が狭くなって今取り掛かっていることにしか意識が向いていない時にそうなってしまう人間の習性です。
言葉はおろか呼吸さえ浅くなっていることに気づけずに余計に煮詰まってしまうことって多くないですか?
そういう時こそ一旦冷静になって一呼吸置くつもりで「よし頑張ろう」と声に出すことで呼吸も正常に戻ります。
すると不足していた酸素も脳に回り始め、煮詰まっていたことも簡単に解消できたりするんですよね。
まるで「なんでこんな簡単なところでつまづいていたんだろう」というように。
私も若い時はよくこのパターンにはまっていましたw
薬の飲み忘れで病気をこじらせてしまうことと同じように自分で自分を追い詰めないように用法を守ることを忘れないでください。
劇薬となる場合
言葉って自分自身にも薬になるんだにゃ〜🐾
良い使い方はわかったと思うので、今度は悪い使い方を紹介するにゃ🐾
劇薬の定義
いわずもがなですが、「元気を損なう」言葉です。
ほとんどの場合が感情や周りが見えなくなった時に吐いてしまう思ってもいない言葉が劇薬です。
危ないのはその部分で気づいたら使ってしまっていたという怖さがあります。
まるで使ってはいけない法律で禁止されている薬のようですね。
劇薬の対象
先ほどと同じように対人だけではく、自分にとっても使えてしまいます。
さらにいうと、相手に使うことで自分にも悪影響を及ぼしまうんです。
つまり図のように劇薬になる言葉を発することで、使用者にも悪い効果が出てしまうということです。
なので劇薬になるような言葉は使わないにこしたことはありません。
劇薬になる言葉を使わないようにするには
先ほど言いましたが気づかないうちに使ってしまうのがこの劇薬になる言葉です。
「そこまでいうつもりではなかったのに、感情に歯止めが効かなくなってついつい口をついて言いすぎてしまった」
と後悔することはありませんか?
かくいう私も子供を「叱っているつもりが感情に任せて怒ってしまっている」こともしばしば。
言いすぎた後に反省をよくしています。(いつもごめんよちびてん達(反省))
ではどうすればこの感情に支配されずに劇薬を使わないようにできるでしょうか。
方法はいくつかありますが、怒りの感情を逆手にとったおすすめの方法がありますので紹介します。
聞いたことがある人もいるかもしれませんが「6秒ルール」というものです。
人間の怒りの感情は「6秒」しか持たないと言われます。
なので怒りの感情が沸いたら6秒待つと冷静になれます。
さらにここからはねこてんしオリジナルですがその6秒を「イチ・ニ…」と心の中で数えるようにするとより冷静に俯瞰できるようになります。
また、その6秒を数えることで無心になれるという効果もあるので怒りでグチャグチャになっている頭の中をスッキリさせることもできます。
部下を叱るとき、子供を叱る時など私はこの6秒数えてから言葉を発するように心がけています。
すると自然と劇薬ではなく良薬を使えるようになっています。
ぜひ皆さんもお試しください。
劇薬を良薬に変えるコツ
6秒間は我慢するにゃ🐾
さらに成長すると劇薬を良薬に変えることもできるんだにゃ🐾
汚い言葉が全て劇薬ではない
「ばかやろー」とか「くそー」とか汚い言葉そのものが劇薬というわけではありません。
なぜならその言葉で自分を奮い立たせることも可能だからです。
例えば簡単なミスをしてしまった時の「何やってんだよ自分のバカ!」これは皆さんどう思いますか?
私は上の図のような感情でこの言葉を発する場合もあるのでないかと思います。
なので本当の劇薬=汚い言葉ではないということを覚えておいてください。
あくまで大切なのは「心が元気になる」か逆に「元気を損なうか」です。
劇薬を良薬へ変える方法
結論劇薬も良薬へと変えることが可能です。
いわゆる言葉を変換すればいいということです。
よくポジティブに言い換えると言われます。
例えば上の例の中でなかなか意見を変えない部下に対して「お前はわがままなんだよ」
と怒るのではなく
「お前のそのリーダーシップをさらに活かすにはな…」
と言い換えることで部下も聞く耳を持ってくれます。
一度却下した企画を再度持ってきた部下に
「あきらめが悪いなぁ」
と怒るのではなく
「情熱的で忍耐強いその性格を別の企画だったら行かせるんじゃない?」
と言い換えることでその部下も新たな一歩を踏み出せるのではないでしょうか。
この言い換えは一朝一夕で身につくものではないのですが、そのアイデアのもとは相手の立場に立って考えることや視座や目線を変えることで生まれてきます。
トレーニングで言い換えらるようになり、自分のステージを一つ上げましょう。
自然と見える景色も周りの人間も変わって心が豊かになりますよ。
まとめ
間違った使い方をしてるのがよくわかったにゃん🐾
これからは相手の立場に立って言葉を選ぶように心がけるにゃん🐾
良い心がけだけど、そんなに肩肘張らず
思いやりを持って接すれば言葉は勝手についてくるもんだにゃ🐾
いかがでしたでしょうか。
言葉は心の薬とはよく言ったもので、たった一つの言葉がその人の人生を救うこともあれば、その人の人生を潰してしまうこともあります。
それくらい言葉というのは大切なものだとねこてんしは認識しています。
デジタル社会で顔や声が聞こえない世の中だからこそ余計に感情が伝わりづらく、言葉選びは重要視されています。
言葉は心の薬です。
用法は守る。
良薬の用量は制限がありません。
意識することでたくさん処方をしてあげてください。
それではまたにゃ〜🐾
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