日本にはどうしても避けられない天災。
いずれ必ずやってきます。そしてそれは突然。そうなった時の備えは万全でしょうか?
昨今防災グッズの需要が高まっているので「防災バッグ持ってるよ!」っていうご家庭が増えてきています。
ただ・・・
「避難=人間のことだけ」と思いがちですが、大切な家族である猫ちゃんのこと、ちゃんと考えていますか?
今回は、「いざというときも猫と一緒に安心して避難するための必須グッズ」を、図解と写真でわかりやすくご紹介します!
- 迫り来る災害に備え猫グッズを準備したい人
- 猫の避難グッズを買いたいけど何を揃えたら良いかわからない人
- 避難グッズを準備したけど揃っているか確認したい人

お、お、お、お久しぶりでございます。
ねこてん (@nekomoyoutenten)です。
大変ながらくお暇をいただき申し訳ございませんでした💦
実は家族の大病が発覚し、仕事も忙しくなり、そこに子供の進学と
てんやわんやで今に至ります。
全然忙しいのは変わらないのですが、今でもこのサイトを愛してくれている皆さんに少しでも恩返しがしたいと思い、キーボードを叩いております。
不定期投稿にはなりますががんばって皆さまと猫ちゃんのために「知っているとちょっと得する猫情報」をおすそわけしますので、これからも「ねこもよう」をよろしくお願いします!
あ、ちなみに我が家のべんがーるずは相変わらずのおてんば模様を繰り広げています笑
「べんがーるず」のタイトルでYouTubeのショート動画を中心に上がっていますのでこちらもよろしくお願いします!!
なぜ「猫のための避難準備」が重要なのか?


災害時、人間だけでなく猫も同じように命の危険にさらされます。
人間用の避難グッズは今やセットで売り出されているものもあり、大半の家庭に1セットはあるのが常識。
ですが猫用はどうでしょう?
人間用では補えない猫専用のものがありますので、猫を飼っている家庭の皆さまにとってこの記事が準備のきっかけになれば幸いです。
さて、話を戻して今一度猫のための避難準備が必要な理由を考えてみましょう。
■ 猫は変化に弱い
猫は縄張り意識が強く、住み慣れた場所から離れること自体がストレスになります。
避難所では見知らぬ人や動物の気配、騒音などでパニックを起こす可能性も。
そんなときに、安心できる物や環境があることで、心の安定につながります。
■ 同伴避難=連れて行くだけではない
「同伴避難」という言葉をご存知でしょうか?
「同伴避難」とは、ペットと一緒に避難所へ向かうことですが、避難所のすべてがペット受け入れ可とは限りません。
避難所ではどうしても人間が優先。
人と猫が同じスペースで過ごすわけではなく、別のスペースでの管理になることも十分考えられます。
そうなった場合に備え、避難所でも猫が安全で快適に過ごせるよう、必要な物をしっかり持参することが求められるということを理解しておきましょう。
猫と一緒に避難するための必須グッズ一覧


猫と一緒に避難するときに持っておきたいグッズを完全網羅!ぜひ参考にしてください。
基本セット
グッズ名 | 用途・ポイント |
---|---|
キャリーバッグ | 猫の安全確保。ハードタイプは災害時により安心。 |
ハーネス&リード | 脱走防止。普段から慣れさせておくことが重要。 |
フード(3日〜1週間分) | 食べ慣れたものを。突然の変更は体調を崩す原因に。 |
飲み水 | ペットボトルで携帯。最低1日500mlを目安に。 |
折りたたみ式食器 | 軽量・コンパクトが◎。水とフード用で2つが理想。 |
簡易トイレ&猫砂 | 折りたたみ式や使い捨てタイプがおすすめ。 |
スコップ&消臭袋 | 排泄物の処理に必須。ニオイ対策にもなる。 |
ケア用品・快適グッズ
グッズ名 | 用途・ポイント |
---|---|
ウェットティッシュ(ペット用) | 清潔保持に。人用は猫にとって刺激が強いことも。 |
コロコロ or 毛取りブラシ | 衛生管理やアレルギー対策にも有効。 |
消臭スプレー | 応急処置的なニオイ対策に。無香料でアルコールフリーのものを。 |
お気に入りの毛布やタオル | 落ち着ける場所を作る。匂い付きのものが◎。 |
おもちゃ(音が出ないもの) | 運動不足・ストレス解消用に。 |
健康と身元情報の準備
グッズ名 | 用途・ポイント |
---|---|
ワクチン証明書のコピー | 避難所での受け入れに必要な場合も。 |
健康情報メモ | アレルギーや持病、投薬情報などを記載。 |
かかりつけの動物病院の連絡先 | 緊急時にスムーズな対応が可能。 |
写真(猫と一緒に写っているもの) | 迷子になったときの身元確認に有効。 |
想像通りですか?それとも足りないものだらけでしたか?
今まで準備をしていた方も足りないものが見つかったでしょうか?
このリストを参考に来たるべき日に備え少しずつでも準備しましょう。
図でわかる「避難グッズ一式まとめ図」


避難時に持っていきたいグッズが一目でわかるようイラストにまとめました。
「非常持ち出し袋とキャリー、フード、水、毛布、おもちゃ、トイレ用品」など、最低限必要なものをまとめています。
壁や冷蔵庫など貼っておけば、いざというときに慌てず準備ができますのでぜひ活用ください。
リストに書かれているものを準備するのが大変な方は
わかってはいるけど、忙しくて中々ペット用品を見に行けない。
たくさん買い込んで運ぶのが大変。
そんなお悩みをお持ちの方は最低限のグッズがセットになっているものがあります。
上に書いたリストに比べると物足りなさは否めませんが、最低限のものは揃っていますのでこちらもご検討ください。
避難に備えるための3つのポイント
① 普段からハーネスやキャリーに慣れさせておく
いきなりの移動は猫にとって大きなストレスです。避難グッズは「非日常のための道具」ではなく、日常の中で少しずつ慣らすことが大切です。
② 家族で避難計画を共有しておく
猫をどのタイミングで連れていくか、誰が何を担当するかなどを事前に家族で話し合っておくことは非常に重要です。
③ 猫も一緒の避難訓練をしてみる
キャリーバッグに入れて外に出てみる、小さな避難リハーサルをしてみるなど、実際の行動を体験させることが猫の心構えにもつながります。
ただし猫は一旦嫌な体験をすると二度とそこには近づかなくなってしまう習性があるので、十分注意しましょう。
最後に:命を守るのは「日頃の備え」
愛猫の命を守れるのは、「飼い主」だけです。
「災害なんて起きない」と思うのではなく、「もしかしたら明日かもしれない」と意識して、後悔をしないように今日から少しずつ準備を始めてみてください。
図やチェックリストもぜひ印刷して、防災リュックに入れておくと安心です。
おまけ:チェックリストPDFをダウンロード!
チェックリストをPDFで用意しました!ぜひご活用ください。
☑️猫と一緒に避難するための必須グッズリスト
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