こんにちは、ねこてん(@nekomoyoutenten)です。
我が家のべるるの行動範囲が広くなりすぎて
最近では冷蔵庫の上まで登って降りれずに鳴いては降ろしを繰り返す
人力エレベーターな日々ですw
- 猫の風邪について知りたい人
- 猫風邪の症状を知りたい人
- 猫風邪の治療方法を知りたい人
猫ちゃんが最近「くしゃみ」ばかりしている。
「鼻水が止まらない、鼻詰まりがひどい、咳をしている、なんとなく元気がない」
もしかして最近よく聞く猫風邪?それとも他の病気??
猫ちゃんの様子がいつもと違うと心配になりますよね。
我が家のがるるもつい最近鼻詰まりがひどく「もしかして猫風邪かな?」と心配になって
病院へかかりました。(がるるは季節性の鼻炎でした。)
今回は最近よく聞くそんな「猫風邪」について調べてみましたので情報をシェアします。
結論
タイトル通り、判断基準ののポイントは以下の2つです。
- 鼻水
- くしゃみ
猫風邪はこの2つの症状が必ずと言っていいほどあるそうです。
しかしこの症状ってどんな病気にも当てはまることが多いので、素人ではなかなか判断が難しいですよね。
獣医師はこの2点でまず猫風邪かどうかを判断するそうですが、同じような症状でも猫風邪じゃない場合がありますので、
決して安易な判断はせずに一度受診していただくことをおすすめしますとのことでした。
人間も猫もこの点はよく似ていますね。
しかし猫ちゃんはおしゃべりができないので見た目で判断しなければならず診断するのはなかなか難しいですが、
知識があれば慌てることも少なくなると思いますので猫風邪について色々とご紹介します。
猫も風邪をひくんだにゃ🐾
猫風邪とは
先日がるるを病院に連れて行った時、これみよがしに獣医師に猫風邪について質問をしてきました。
(先生ゴメンナサイ(>人<;))
今回の記事はその内容をもとに作成しています。
季節の変わり目では人間も猫も体調を崩しやすくなるのは同じです。
そして人間と猫の「風邪」もすごくよく似ているんです。
似ている点は下記の2点です。
人間の風邪に似ている点①「症状」
猫風邪はウイルスに感染することで発症します。
その病名と主な症状はこちらです。
病名 | 主な症状 |
---|---|
猫ヘルペスウイルス感染症 | くしゃみ、鼻水 |
猫カリシウイルス | 口内炎、舌の炎症 |
猫クラミジア感染症 | 涙、目ヤニ、目の周りの炎症 |
一番多く見られる症状が「くしゃみと鼻水」で人間の風邪とよく似ていることから「猫風邪」と呼ばれるようになったそうです。
人間の風邪に似ている点② 「感染経路」
感染経路は猫風邪に感染した猫の「くしゃみや咳、鼻水やよだれ」に接触することで感染します。
なので多頭飼いのお家は隔離しないと感染を防ぐのは難しいかもしれません。
ご注意ください。
この猫風邪ですが人間と異なる点もあります。
回復後もウイルスが隠れていて、体力や免疫力が下がった時に再度発症することもあるそうです。
また猫ちゃんはこの猫風邪をワクチンの接種で重症化を防ぐことができるという点です。
次はこのワクチンについて詳しく紹介します。
猫の風邪はウイルスのせいなんだにゃん🐾
ワクチンについて
猫ちゃんは母猫の母乳で免疫をもらうことで病気から守られますが、その免疫の抗体も数ヶ月で消えてしまいます。
なのでワクチンの接種が推奨されています。
基本は2ヶ月ごろから2、3回に分けて接種をします。
ワクチンは6種類ほどあり、その中でも一番よく接種されているのが3種混合です。
(室内飼いのがるるとべるるもこの3種混合を2回摂取しました。
外出も考えている、庭に出すことがある猫ちゃんは5種混合をおすすめするそうです。)
後ろ足のつけ根にブスッとやられたにゃ🐾
でも泣かなかったにゃん🐾
先ほどの猫風邪のウイルスの内、よく感染すると言われている猫ヘルペスウイルス感染症と猫カリシウイルスはこの3種混合で防ぐことができます。
金額は打つ種類に比例します。
- 3種混合・・・¥3,000〜¥5,000
- 5種混合・・・¥6,000〜¥7,000
こちらは目安です。病院で異なりますので、お近くの動物病院にお問い合わせください。
またペットショップで購入した場合は金額内に含まれている場合もあります。
(私ねこてんもペットショップで購入したので2ひきとも購入金額に入っていました。)
またこのワクチンを打たないとペット保険が入れないこともありますので、人気のペット保険をお考えの場合は必ず摂取しましょう。
(ペット保険もがるるとべるるは入っていますのでまた別の記事で詳しく紹介したいと思います。)
あと一つ注意点があります。
これも人間によく似ているのですがワクチン接種の副反応がまれに出ることがあります。
接種後に様子を観察するのを忘れないようにしてください。
ワクチンを打てば猫風邪もひと安心だにゃ🐾
猫風邪か他の病気かの判断基準
一番肝心な判断基準ですが最初の結論にも書きましたが「くしゃみ、鼻水」です。
この2つに該当する場合はまず猫風邪を疑いましょう。
ただし猫風邪とはの部分にも書きましたが猫風邪はウイルスによって症状が異なりますので
他の症状だけがあったとしても猫風邪の可能性はあります。
しかし獣医師に聞いたところ7割以上は「鼻水、くしゃみ」があるそうですので、まずこの症状があれば猫風邪だろうと思っていいとのことです。
何にしろ猫ちゃんの体調が悪い場合は病院に早めに連れて行ってあげるの一番良いでしょう。
早めに病院へ連れて行って欲しいにゃん🐾
治療方法
ではそんな猫風邪の治療方法ですが、基本は投薬です。
これもウイルスの種類によって薬が違います。
病名 | 治療方法 |
猫ヘルペスウイルス感染症 | 抗ウイルス剤 |
猫カリシウイルス感染症 | 点眼鼻薬及び注射 |
猫クラミジア感染症 | 抗生物質 |
が基本的なお薬になります。
これらは全て病院にて処方されます。
(薬が嫌いな猫ちゃんはたくさんいて、特に我が家のべるるは本当に薬がキライで、しかもフードやおやつに混ぜても勘づいて絶対に飲みません。・゜・(ノД`)・゜・。猫ちゃんのためだと思って頑張って飲ませてあげてください。)
薬はキライだにゃ〜🐾
猫から人間には感染する?
気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は3つのウイルスのうち、猫クラミジア感染症だけは人間にも感染した症例があるそうです。(※かなり稀だとのことですが。)
人間に感染した場合の症状は目の痒みや結膜炎といったものです。
なのでもし猫ちゃんが猫クラミジア感染症に感染した場合は
猫ちゃんを触った後の手洗いなどを心がけた方が良さそうです。
ご主人様までうつったら悲しいにゃ〜🐾
まとめ
いかがでしたでしょうか。
では今回の内容を少しまとめます。
- 猫風邪は大きく3種類のウイルスがある
- それぞれ症状は異なるが多くは「くしゃみと鼻水」
- 猫から猫へ飛沫・接触感染する。
- 感染力は強く、免疫力等低下で再発する可能性がある
- ワクチンにより重症化を防げる
- ワクチンは3種及び5種を2ヶ月ごろから2〜3回にわけ接種する(推奨)
- 判断基準は「くしゃみ・鼻水」ただし安易な判断はせずに病院を受診する
- 治療は投薬治療が基本
- 一部人間にもうつる可能性あり(手洗い推奨)
猫風邪はそれほど重症化する病気ではないと言われますが病気には変わりありませんので、
重症化する前に調子が悪そうだなと思ったら病院を受診し、適切な治療を行ってください。
今回の記事が猫ちゃんとの暮らしのお役にたてば嬉しいです。
それではまたにゃ〜🐾
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