猫の爪ってひっかかれると痛いですよねー。
猫を飼っているお家の皆さんもきっと生キズが絶えない日々を送っているんじゃないでしょうか。
「じゃあ爪切りすればいいじゃん!」
と思うかもしれないんですが、それが簡単にできていたら苦労しませんよね。。。
特に飼ったばかりの子猫の爪切りなんて、深爪させてしまいそうで怖くてできない!と思っていませんか?
猫の爪切りは非常に切実な悩みなんです。
そこで今回は猫の爪が痛くならないように爪切りを簡単にできる方法を紹介したいと思います。
こんにちは、ねこてん (@nekomoyoutenten)です。
我が家のがるるとべるるは爪切りはさせてくれる方だと思います。
それでもたまに、
「イヤにゃーーー!!!」って暴れますw
そこから試行錯誤の連続で、やっと最近この方法なら嫌がりにくいなとわかってきたのでその内容や、その過程で調べた嫌がらない方法をシェアします。
今回もお得ですにゃ〜🐾
この記事のポイント
皆さんは猫用の爪切りってどんなものを使っていますか?
大体最初に買ったものをそのまま使い続けている方が大半ではないでしょうか。
実はそれ非常に勿体無いんです。
人間用の爪切りもピンキリですが猫の爪切りも非常にピンキリです。
用途別のものや、一度使うとやめられなくなる最高級品、猫の種類に合ったものや、自分で作れるオリジナルなんてものもあるんです。
猫の爪切りをいかに簡単に行うか、それが重要です。
一度猫用の爪切りを見直してみませんか?
猫の爪切り自体や爪切りの方法を大紹介しますので、長年のお悩みとも今日でオサラバです!
- 猫の爪が痛いとお悩みの方
- 猫の爪切りにお悩みの方
- 猫の爪切りを買い替えたい方
爪切りってなんで必要??
猫の爪切りって難しいにゃ💦
爪切らないといけないのかにゃ?
爪を切らないと猫にとってだけじゃなく
飼い主にとっても不都合があるんだにゃ!
外で暮らす猫にとって、爪の鋭さは獲物を捕らえたり、木に登ったりすることに必要不可欠です。
また外の環境では爪が自然と削れるため不要に伸びることは少なくなります。
しかし家で飼う猫の爪は自然と削れる環境が少なく、伸びることで下記のような不都合が出てきます。
猫の爪が伸びると起こる不都合なこと
- 飼い主や同居の猫を傷つけてしまうおそれがある
- 折れてケガをしたり、巻き爪になって化膿したりする可能性がある
- ひっかかれて飼い主が病気に感染するリスクがある
なので室内飼いの猫の場合は爪切りが必要です。
ちなみに我が家では2週間に1回を目安に爪切りしています。
爪切りのポイント
ちゃんと爪切りますにゃ〜
おすすめの方法を知りたいにゃ〜
では爪切りのポイントを紹介だにゃ🐾
大人しくしてくれない、途中で逃げ出してしまって結局全部切れていない。
そんなお悩みを持っている人も多いはずです。
なので我が家で実践している爪切りのポイントを紹介します。
活発な時間はNG
「手が空いたから爪切っちゃおう!」
実はこれが一番NGです。
猫が活発な時間は絶対に切らせてくれないので、大人しい時を見計らって切るようにしましょう。
きっと飼い主の皆さんであれば猫の生活リズムは把握されていると思います。
なので大人しい時間もわかっているはず。
できれば昼寝直前を狙うといいでしょう。
人間の都合に合わせるのではなく、猫の都合に合わせてあげてくださいね。
ご褒美は終わった後ではなく直前にあげる
『えっ!?ご褒美だから終わった後じゃないの??』
これも意外にみんな知らない方法だと思います。
理由は下の2つ。
- おやつをあげることで気が落ち着く
- ものを食べることで眠気を催す
なので爪切り前におやつをあげることで大人しく爪を切らせてくれるようになります。
我が家のとっておきのひとつです。一度ぜひお試しください。
無理せずちょい切りする
『爪切りは一気に終わらせたい!』
ねこてんもそれは賛成です!が、一気に切り終えることができる時もあれば、できない時もあるのが現状。
これもその時の猫の調子に左右されます。
なので猫の爪はちょい切りしましょう。
調子の悪い時に何度も逃げ出されては捕まえてを繰り返して必死になることは、猫にとっても人間にとっても苦労するだけ。
調子のいい時にちょっとずつ爪切りをすることで、人間の労力も猫のストレスも10分の1になります。
ポイントはなるべく短時間で効率よく切りたいので、どこまで爪を切ったかは覚えておいてください。
また日にちはあけずなるべく3日以内に全部切り終えることを目標にするのがおすすめです。
(それ以上は人間にも猫にもストレスになるから)
それでも爪切りが難しい場合は
それでもいろんな理由で無理な人もいるかもしれません。
そんな時の最終手段として、
- 洗濯ネットに入れる
- 切るのではなく削る
- プロにまかせる
この3つがありますのでそれぞれ紹介します。
洗濯ネットに入れる
「洗濯ネットに入れると猫は大人しくなる」
よく聞きますが「本当に?」と疑いたくなりますよね。
ですがこれは本当です。
理由は猫は狭い場所が好きだからです。
箱や袋を見つけると猫が入りたがるのはこの理由からです。
自分以外に入れないような狭い場所は外敵から身を守れるので安心します。
だから洗濯ネットに入ると身を守れると感じて安心しおとなしくなるんです。
じゃあなぜ猫は爪を切ろうとすると嫌がるのかというと、
爪を切ること自体は基本的に嫌がる子は少なく、はがいじめにされることを嫌がるんです。
体の自由が利かない状態で外敵に襲われたらひとたまりもないからです。
だから洗濯ネットに入れて外敵から身を守れる状態にしてあげることで、おとなしくなり爪が切れるというわけです。
洗濯ネットは目が荒く丈夫なものがおすすめです。
下のように猫の爪切り専用のものあったりします。
切るのではなく削る
爪を切ること自体は基本的に嫌がらないと書きましたが、中には爪を切る「ジョキン」という感触がイヤな子もいます。
そんな時は爪を削るという裏技もあります。
猫用の爪やすりでちょこっとずつ削ってやることで伸ばさないようにすれば問題が起こることもありません。
特に子猫の爪切りが難しいとお悩みの方は、この爪やすりを使うことでケガをさせることなく簡単に爪を短くできます。
ぜひお試しください。
プロにまかせる
何を試しても爪切りができず「どうしたら・・・」とお悩みの方もいらっしゃると思います。
そんな時は自分で切ることをいっそあきらめてしまうというのも一つの手です。
お金はかかってしまいますが、動物病院やトリマーという爪切りのプロにまかせることで解決する方法もあります。
またそのプロが爪を切っている様子をしっかりと見て盗み、自分で切れるようになる方もいらっしゃるそうです。
一度ご検討してはいかがでしょうか。
お気に入りが見つかるおすすめの猫用爪切り
なるほどにゃ!
じゃあ爪切りはどんなのがいいのかにゃ??
実は猫の爪切りもたくさんあるにゃ!
おすすめを紹介するにゃ🐾
爪切りの種類と特徴
猫の爪切りは大きく4タイプあり、それぞれ特徴があります。
- ハサミタイプ ・・・どんな爪でも適応できる万能タイプ
- ギロチンタイプ・・・高齢の猫のとても硬い爪も切ることができる
- ニッパータイプ・・・硬い爪に強く、細かく切ることができる
- ピコックタイプ・・・肉球のキワなど繊細な箇所を切ることができる
ハサミタイプの特徴とおすすめ
ハサミタイプの良いところは人間が使い慣れている形状なので初心者でも扱いやすいということです。
また、切るときに見やすいので失敗しにくいという良い点があります。
ただ、硬い爪は力が必要になりますのでシニアや大型の猫には不向きです。
我が家で使っているのもこのハサミタイプです。
上は猫グッズのシェアNo.1「猫壱」さんのオーソドックスタイプ。
下は持ち手が大きくて力を入れやすいねこてんのおすすめです。
ギロチンタイプ
ギロチンタイプは硬い爪を簡単に切ることができる構造になっています。
シニア猫や大型猫などの硬い爪はハサミタイプではきれいに切ることができないのでこのギロチンタイプがおすすめです。
ただし、爪を切るときに切る場所が見にくいため少し練習が必要です。
上はギロチンタイプで有名なZANシリーズ。とにかく切れ味がスゴイ!
下はLEDが付いているので切るときに見やすいのが特徴です。
ニッパータイプ
ニッパータイプはハサミタイプとギロチンタイプのいいとこ取りで、ある程度硬い爪でも軽い力で簡単にスパッと切ることができます。
ただ、めちゃくちゃ硬い爪の場合はギロチンタイプに軍配が上がります。
上は先ほどのギロチンタイプで紹介したZANシリーズで、ニッパータイプもあります。
下は持ち手が大きくて力が加えやすい我が家でも使っているものです。
ピコックタイプ
ピコックタイプは名前の通り鳥のくちばしのような形で咥え込んで切るタイプです。
直前まで切る箇所が見えるので繊細な部分を切ることができます。
巻き爪や狼瘡といった繊細な切り方が必要なところ専用です。
ZANシリーズの廣田工具製作所のピコックタイプ。切れ味抜群です!
簡単に爪切りができれば猫の爪は痛くない!
「猫の爪は痛いけど爪切りは大変だからしたくない」
「自分さえ我慢すれば猫の爪切りはしなくていい」
そんな思いも、結局爪切りさえクリアすることができれば我慢しなくていいんです。
飼い主の皆さんにとっても、飼っている猫ちゃんにとっても爪が長いのはストレスが溜まります。
皆さんにとって、猫ちゃんにとって良いの爪切りとの出会いがこの記事によって生まれたら嬉しいです。
爪切りの秘訣はタイミングと根気。
それに加えて良い爪切りと環境を見つけてにゃ〜🐾
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