皆さんにお聞きします!
猫は寒がりor猫は暑がり
さてどちらでしょうか?
答えはどちらも◎
猫の種類によって寒がり暑がり両方ともいます。
さらにいうと個体差だってあるんです。
ですが、猫の祖先は元来、暑い国生まれですのでどちらかといえば寒いのに弱いといえます。
冬は猫風邪など病気にかかりやすい時期。
これからやってくる冬を快適に過ごすために正しい冬支度を一緒にしましょう!
実は最近、べるるが病気になりました。
初めての大きな病気にねこてんはあたふたしてしまいましたが、
早急に病院に連れて行ったので大事にはならず、今ではすっかりよくなりました。
実はこの季節の変わり目に猫がよくかかる病気だそうで、ねこてんはこの季節は絶対にかからない病気だと思っていたので、目から鱗でした。
なんの病気だと思いますか??
答えは本編にて!!!
猫は寒がりで、部屋はとにかく温めて高い温度でキープし、冬はエネルギーを消費しにくいのでご飯や水は少なめにして、猫ベッドはもふもふのものに、ホットカーペットを敷いてあげて、さらにこたつはマスト。トイレは匂いを考えて窓際に置いて・・・。
これ、ねこてんが猫を最初に買い出した時に考えていたことです。
実はこれ全て間違いです。。。
「えっ!?嘘でしょ!!??」
と思った方も多いと思います。
少し大袈裟な表現かもしれませんがこの記事を読んでいただければ間違いだと理解していただけます。
では一体どんな方法が猫にとって快適に冬を過ごせるのか、この記事でご紹介します!
間違い1 猫と室温
部屋の温度は高めに設定する方が
いいんだにゃ??
ちょっと待つにゃ!
実はそうでもないんだにゃ🐾
冒頭でも言いましたが猫はどちらかというと寒がりです。
じゃあ、高い温度をキープしなきゃ!と思うかもしれませんが、実はこれが大間違い。
高い温度の部屋と低い温度の部屋を作ってしまうと、その寒暖差によって体調を崩します。
なのでなるべく猫が出入りする部屋は全部屋適温に保っておくのがベストと言えます。
が、そんなことしていては人間の家計が・・・
そうですよね。
安心してください、猫は案外丈夫で適温を自分で見つけて体温を管理します。
実際に何部屋か出入りできる場合は、1日中ずっと同じ場所で寝ていることは少ないですよね?
太陽の高さを考えて日の当たる場所を転々としたり、暖房のついている部屋でも何箇所か場所をかえたりします。
そうすることで体温調整を上手にしています。
高温で人間が暑いと感じるような部屋では猫が体を冷やす場所がなくなってしまいます。
なので高温でキープするというのは間違いなんです。
室温は22〜28度くらいが適温と言われています。
人間が快適に過ごせる室温であればそこまで気にすることはありませんのでご安心ください。
間違い2 猫のエネルギー消費
あまり気にしすぎなくていいってことだにゃ🐾
安心したにゃ〜🐾
じゃあ冬は猫のご飯とお水は少なめでいいんだにゃ??
だって冬は動かないからエネルギーの消費も少ないんだにゃ🐾
実はそれ間違っているんだにゃ!
猫は冬は動かない=エネルギーの消費が少ない。
実はこれ大間違いです。
猫が冬に動かない理由は、保温のためです。
なぜ保温をするかというとエネルギーの消費を抑えるためです。
猫は体温調整がしにくい体なので人間よりエネルギーを使います。
人間より体温調整を体の中で行うのが難しいんです。
だから燃費が悪い。
なので夏より冬の方がエネルギーを使うためご飯もたくさん食べるんですね。
なので「ご飯の量は減らさない」というのがポイントです。
また、水も同じくです。
ちょっと違うかもしれませんが、猫は冬場になると寒いのでお水を飲みにくくなります。
じゃあ少なくていいじゃんというと、それだと病気になってしまうんです。
猫は排泄が少ない生き物なので腎臓系の病気になりやすい。
なので冬は逆にお水を飲んでもらわないといけないんです。
減らすのではなくよく飲むように少しあったかいものをあげるとか、工夫が必要になってきます。
現にこの秋、寒くなってきて我が家のべんがーるずもお水を飲む量が少なくなり・・・
皆さんも飲まなくなるこの季節、ご注意ください。
間違い3 猫と防寒グッズ
な、なんてことにゃ・・・
危うく病気にさせるところだったにゃ。。。
保温が大事ならこたつやホットカーペットを用意するにゃ🐾
それは本当に猫が喜ぶのかにゃ〜??
冬になると猫の防寒グッズとしてもふもふの可愛い猫ベットを見かけることが多くなります。
確かにもふもふのベッドは保温力が高くあったかいので猫も好みます。
ですが、体が暑くなりすぎた場合はどうでしょう??
そんな時はひんやりする素材のもので体を冷ましたくなりますよね?
だから猫ベッドは一概にもふもふのものが良いというわけではないんです。
また暖房器具もよく「ね〜こはこたつで丸くなる〜」につられてこたつがマスト!
と思いがちですが、人間用のこたつは暑くなりすぎるのでおススメできません。
ホットカーペットも良いのですが、基本は室温と同じ温度の方が体温調整しやすいのでこだわらなくもいいと思います。
最近では猫用の低温に調整されたこたつやホットカーペットなどがあったり、発熱しない蓄熱のマットなどがありますので、そちらがおススメです。
間違い4 猫のトイレは窓際へ
そうにゃ!あとは部屋を締め切るから
少しでも匂いがこもらない窓際にトイレは設置するにゃ🐾
ちょっと待った!
猫の気持ちになってみるにゃ!
冬は寒いので部屋を密閉します。
そうするとトイレの匂いもこもりやすい。
対策として猫トイレは窓際に置いて少しでも匂いがこもらないように。
そう考えていませんでしょうか。
でもこれも大間違い。
これは少々まずいのでご注意ください。
まず想像して欲しいのが我々冬の人間のトイレ。
ドアを開けて入った瞬間・・・
「寒っ!!」
特に朝起きて一発目のトイレなんて冷えて冷えて・・・。
「嫌だな〜。できることなら行きたくないな〜。」
って思いませんか?
猫も同じなんです。
寒いと猫もトイレに行きたくなくなります。
窓際に置かれたトイレなんて隙間風が寒い寒い。。。
だからいつしか猫がトイレを我慢するようになって膀胱炎に、さらには腎臓病に。。。
実は先日べるるが膀胱炎になりました。
そうです。私の実体験です。。。(べるるごめんっ!!)
幸いすぐに異変に気づいて動物病院に駆け込んだので大事には至らず。
今は完全に元気になりました。
その時に先生から「この時期本当に多い」ということを聞きました。
皆さんもお気をつけください。
まとめ
猫の冬支度、ねこてんの最初の頃と同じように勘違いはしていませんでしたか??
猫のことをよく知ると、こういった間違いも少なくなると思います。
そのために皆さんにオススメしたいのが「猫検定」です。
猫検定は民間の資格ですが、獣医さんも推奨するもので「飼い主が覚えておきたい猫に関する知識」が網羅的に学べます。
合格者のほとんどが「猫と暮らす上で不安が少なくなった」と大満足の資格です。
よろしければこちらの記事もご覧ください。
初めて猫を飼って初めて冬を過ごす方はわからないことだらけだと思いますが、この記事で少しでも不安が少なくなれば幸いです。
冬になると嬉しい猫あるある
それは・・・
猫が一緒に寝てくれること!!!
それではまたにゃ〜🐾
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