秋になると増える猫の抜け毛。
家中に散らばる猫の毛にうんざりしていませんか?
秋は換毛期と呼ばれる、猫の被毛の生え替わりの時期。
だから抜け毛を減らすために毎日ブラッシング!
・・・と思うけど、またこれが面倒でついついおろそかになりがち。
猫を飼っている以上、一生付いて回る猫のブラッシング。
これ、あと20年近く続けることできますか??
今絶望(笑)した方へおすすめがあります。
毎日のブラッシングを楽しみに変えてみませんか??
この記事ではブラッシング嫌いだった面倒くさがりの典型「ねこてん」が、ブラッシング好きになった秘訣を大公開!
ブラッシングの呪縛から皆さんを解き放つヒント盛りだくさんでお送りします!
こんにちは、ねこてん (@nekomoyoutenten)です。
急激に寒くなった今日この頃。
夏場は寄り付かなかった我が家のべんがーるずがやっと一緒に寝てくれるようになりました。(至福)
やっときたか〜とほのぼのする毎日ですが、それとともに黒い服が着れない時期も合わせてやってきました。
くっついてくれるのは超超超超超大歓迎なんですが、一日何回コロコロで猫の抜け毛をとっているのかわからないくらいセカセカした毎日を送っています。(矛盾)
そんな猫の抜け毛対策の代表はもちろんブラッシング。
我が家のべんがーるずはそもそも毛が抜けにくい品種ではあるものの、この時期は3日1回はブラッシングをするように心がけています。
何を隠そう面倒なことが大嫌いなねこてんですので、このブラッシングには当時相当な拒否反応があったのを覚えています。
今ではなんと毎日でもしたいくらいですwww
なんでこんなにブラッシングが好きになったのか、その秘密を大公開します!
この記事のポイント
そもそもなぜブラッシングが嫌いなのかその理由を深く考えてみましょう。
- ブラッシングは面倒だから
- なかなか上手に毛が取れないから
- 猫が嫌がるから(かわいそう)
- 毛が抜けるのが気にならないから必要性を感じない
きっと上の4つのどれかに当てはまるんじゃないでしょうか??
ということは上の4つを解決してしまえばブラッシングが嫌いではなくなるということです。
では今からそれぞれの解決方法を一つずつ紹介します。
嫌いなブラッシングのイメージを一緒に払拭しましょう!
- 猫のブラッシングが嫌いな人
- 猫のブラッシングのコツを知りたい人
- ブラッシングを嫌がる猫をなんとかしたい人
ブラッシングは面倒
ブラッシングは面倒なんだにゃ〜
STOP!
ブラッシングが面倒だと思う理由を考えよう!
面倒だと思う理由はなんでしょうか?
一度整理してみましょう!
- 手間(時間)がかかる
- 猫の機嫌がいい時を待たないといけない
- 毎日やらないといけない
他にもあるとは思いますが、大半が「時間」が問題になって面倒と感じるのではないでしょうか。
ただ、これは固定概念です。
一言で言うと猫のブラッシングに正解はありません。
逆にやり方、頻度、正確性など正解は無限にあると言うこと。
つまり、裏を返せば適当でいい(笑)と言うことです。
皆さんのやり方で大正解。
飼っている猫が喜び、飼い主である皆さんも負担に感じない方法でいいんです。
きちんとやろう。しっかりやろう。時間をかけて丁寧にやろう。
それがなくなれば猫のブラッシングも面倒だと感じないはずです。
ブラッシング初心者は、まず下の3つで始めましょう。
- 短時間でOK
- 自分ができるタイミングで
- 嫌がったらやめる
これくらい軽い気持ちで始めましょう。
先に言っておくと最高のブラッシングは飼い主のスキルだけでは成立しません。
飼い主と猫とで創っていくものです。
なので最初の一歩はこのくらいの考えでいいんです。
効率よく上手に毛を取るには
ブラッシングはするものの
なかなか上手に毛がとれないんだにゃ〜
方法とブラシを見直してみるんだにゃ!
方法は至ってシンプルです。
まずは体を尻尾に向かってといていきます。
全体にとけたら、次は顔周りをやさしくときましょう。
基本はこれだけ覚えればOK。
そしてブラシも短毛種はラバーブラシ、長毛種はコームを使いましょう。
そうやってブラッシングに慣れてくると次に出てくるのが
「毛がなかなかとれない!」
この悩みでしょう。
そこでブラシの使い分けが必要になってきます。
猫の種類、体の部位によって適したブラシを使うことで効率よくたくさんの抜け毛を処理することができます。
短毛種と長毛種に分けておすすめのブラシを紹介します。
短毛種の場合・・・
- ラバーブラシ
- コーム
短毛種は被毛が短いので体を傷つけないラバーブラシがおすすめです。
また、顔まわりは狭い範囲をブラッシングできるコームで行いましょう。
長毛種の場合・・・
- コーム
- ピンブラシ
- スリッカーブラシ
長毛種は毛を取り除くと言うよりは毛のもつれをほどいていくようにといていきます。
コームやピンブラシで全体をとかしつつ毛のもつれをほどいていきます。
次にスリッカーブラシで全体を細かく毛をといていきます。
最後に顔まわりは狭い範囲をブラッシングできるコームで行います。
これも猫によって好き嫌いがさまざまです。
なので猫に合ったもので尚且つ被毛がごっそり抜けるようなブラシに出会えると、嘘みたいにブラッシングが病みつきになります。
色々と購入して試してみてください!
猫が嫌がる理由
嫌がる猫を無理やりブラッシングなんてできないにゃ〜
猫からブラッシングをお願いするくらい
しつけるんだにゃ🐾
猫が嫌がる理由はさまざまですが、大きくは下の3つでしょう。
- 体を拘束される
- 嫌な部分を触られる
- ブラシが痛い
この3つをどうにかすれば良い・・・のですが、実はこれをどうにかするのはほぼ不可能です。
なぜなら、ブラッシングの時はどうしても体を拘束しながら、触られると嫌な部分を触って毛をとくからです。
ブラシが痛いのはなんとかなると思いますが、上の2つは難しいでしょう。
ただ、上の2つをなんとかするのは「無理」なだけで、ブラッシング自体を好きにするのは可能です。
何〜〜〜〜!!!!と思いましたね?
じゃあその画期的な方法は??というと・・・
「ご褒美」です!
猫は習慣づけるのは意外に簡単です。
特に「美味しいものが食べれる!」となるとより習慣づけるのは楽です。
なので「ブラッシング=ご褒美」と習慣づけさえすればいいんです。
そしてもう一つ。
「猫の機嫌が良い時まで待たなければいけない」
実はこれも一緒に解決ができてしまうんです。
- 短い時間で
- いつも決まった時間に
- 少し嫌がっても根気よく
- ブラッシング後はご褒美
このサイクルを繰り返してみてください。
そうするとあっという間に猫から「ブラッシングの時間ですよ〜」と寄ってくるようになります!
これなら猫の機嫌の良い時を待つ必要はありません。
ぜひお試しください。
ブラッシングの必要性
可愛い猫の毛だから、抜け毛なんて気にならないにゃ
だからブラッシングなんて必要ないにゃ〜🐾
ブラッシングをしないと
猫の健康を損なうんだにゃ💦
「抜け毛は気にならないからブラッシングの必要性を感じない」
と言う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、それは人間の都合だけ。
実は猫にとって抜け毛は生きることの妨げになることがあるんです。
- 毛球症
- 食欲減退
- 皮膚病
- 脱毛症
毛球症とは抜け毛が過度にたまり、猫が毛をなめることで毛球症(毛玉)のリスクが高まります。
毛玉は胃や腸に詰まり、消化トラブルや嘔吐を引き起こすことがあります。
毛球症まで行かなくとも、抜け毛が胃のなかにたまることで食欲減退につながります。
換毛期(春と秋)に食欲がなくなる様子が見られたら、抜け毛が原因かもしれません。
ブラッシングをしないと長毛種の猫は被毛が絡まり、毛玉になります。
その毛玉ができている部分は皮膚呼吸ができなくなったり、通気が悪くなったらりするので皮膚に炎症が起こってしまい、皮膚病につながります。
毛玉ができたところを猫は自らなんとかしようとします。
それで被毛を噛んでひっぱたり描いて引きちぎったりしてしまうことがあります。
何度も無理やり引っ張って被毛を抜いてしまうと毛穴が弱くなり脱毛症につながることがあります。
上記のように病気になる前にブラッシングは必要性を見直してください。
まとめ
ブラッシングが面倒な理由 | 対策 |
---|---|
× ブラッシングは時間がかかる × 毛が思ったようにとれない × 猫が嫌がるから × 抜け毛は気にならないからブラッシングはしない | ◎ 短時間でOK ◎ ブラシを選べばごっそりとれる ◎ 猫はご褒美でブラッシングが好きにする ◎ 猫の健康にはブラッシングが不可欠 |
と言うようにブラッシングを面倒だと思う理由を全て解決すればブラッシングが面倒だとは思わなくなります。
とは言っても・・・ねぇ。。。と思われている方も多いかもしれません。
ここからは騙されたと思ってとりあえず1ヶ月試してみてください。
そうすると面倒だと思う気持ちがまず薄れ始めます。
それからさらに1ヶ月続けると猫の様子が変わり、ブラッシングをしてほしいとおねだりするようになります。
そうなると可愛くてブラッシングがしてあげたくなります。
さらに1ヶ月続ける間に新しいブラシが増えて、最初始めた時とは段違いにブラッシングがうまくなります。
猫も気持ちよさそうに、飼い主もこの時間が愛おしく思えてきます。
これがねこてんがブラッシングを好きになった理由です。
可愛い猫と癒しの時間を共有できるなんて素晴らしくありませんか?
この記事が皆さんと猫の幸せな時間を増やすお手伝いになったら嬉しいです。
ブラッシングは猫との大事なコミュニケーションだにゃ〜😍
それではまたにゃ〜🐾
コメント